遺品整理の費用相場はいくら?2026年最新版|間取り別の料金と安くするコツ

最終更新日:2026年5月8日

遺品整理を業者に依頼した場合、費用の目安は1R・1Kで3万〜10万円、3LDKで15万〜50万円です。間取りが広くなるほど費用は上がりますが、荷物の量や依頼する時期によっても金額は大きく変わります。

間取り別の費用相場・料金が変わる要因・追加請求を防ぐ注意点・費用を安く抑えるコツを、大田区で空き家活用を500件以上サポートしてきた立場からまとめました。

遺品整理の費用相場|間取り別の料金表

遺品整理の費用は、部屋の広さ(間取り)を基準にすると相場を把握しやすくなります。間取りが大きくなるほど荷物の量が増え、作業時間や必要な人員も増加するため、費用も比例して高くなります。

間取り 費用相場 作業人数の目安 作業時間の目安
1R・1K 3万〜10万円 1〜2名 1〜3時間
1DK・1LDK 5万〜20万円 2〜3名 2〜5時間
2DK・2LDK 9万〜30万円 3〜5名 3〜8時間
3DK・3LDK 15万〜50万円 4〜8名 5〜12時間
4LDK以上 22万〜85万円 5〜10名 6時間〜2日

上記は複数の遺品整理業者のデータをもとにした目安です。同じ間取りでも荷物の量や作業環境によって金額は大きく変わります。長年住み続けた住宅では押し入れや物置に大量の荷物が残りやすく、相場より高額になるケースも珍しくありません。

同じ間取りでも費用に幅が出る理由

間取りが同じでも、費用が数万円単位でずれることがあります。主な理由は荷物の総量・搬出経路・追加オプションの3点です。特に押し入れや物置に荷物が多い住宅では、実際の費用が相場の上限を超えることがあります。訪問見積もりの際に全ての部屋と収納スペースを一緒に確認することで、見積もりの精度が上がります。

遺品整理の費用が変わる5つの要因

同じ間取りでも見積もり金額がバラつくのには、それぞれ理由があります。

①荷物の量と搬出環境

費用に最も大きく影響するのが荷物の総量です。荷物が多いほど作業時間と人員が増え、処分費用も高くなります。エレベーターのない建物や、トラックを横付けできない狭い道路沿いの住宅では搬出に手間がかかります。見積もりの際に周辺の道路状況と駐車環境を業者に伝えておくと、見積もり精度が上がります。

②依頼する時期

引っ越しシーズンの2〜4月や年末は、遺品整理業者にとっても繁忙期です。料金が通常より高めに設定されることがあります。急ぎでなければ閑散期(5〜9月)に依頼すると費用を抑えやすく、日程調整の余裕もでます。

③オプションサービスの有無

特殊清掃や遺品の買取・供養などのオプションを追加すると、基本料金に加え数万〜数十万円が加算されます。オプションの有無によって最終的な費用が大きく変わるため、事前に必要なサービスを整理しておきましょう。

④地域差

地域の物価や人件費が費用に影響します。大田区を含む東京都内は全国平均と比べて費用がやや高い傾向にあります。ただ都市部は業者間の競争が激しいため、相見積もりを取れば適正価格に近づけます。

⑤業者によって料金体系が異なる

遺品整理業者によって「トラック1台いくら」「作業員1名いくら」など積算方法が違います。「人件費込み」か「別途加算」かを確認せずに比較すると、見積もり後に想定外の金額が提示されることがあります。見積もり時に料金の内訳を明確に確認しましょう。

遺品整理の基本費用に含まれる作業内容

業者に依頼する遺品整理の基本費用には、以下の作業が含まれるのが一般的です。

  • 遺品の仕分け(保管・処分・形見分けの分類)
  • 不用品の搬出・運搬
  • 廃棄物の処分・リサイクル
  • 貴重品の捜索(通帳・印鑑・現金・権利証など)
  • 簡単な清掃(基本的な床清掃など)

貴重品の捜索は、遺品の中から現金・通帳・権利証などを見つける作業です。プロは押し入れの上段・仏壇の引き出し・タンスの二重底など、見落とされやすい場所を経験則で把握しています。依頼前に業者が捜索対応しているかを聞いておくと安心です。

よく追加されるオプションサービスの費用

遺品整理では、状況に応じてオプションを追加依頼するケースがあります。

オプション 費用の目安
特殊清掃(孤独死・腐敗臭の除去) 5万〜50万円以上
遺品の買取査定・引き取り 無料〜(買取額と相殺の場合あり)
遺品の合同供養 1万〜3万円程度
ハウスクリーニング 2万〜10万円程度
生前整理サポート 内容・量により異なる

特殊清掃(孤独死・腐敗臭が発生した場合)

孤独死など遺体の発見が遅れた場合、通常の清掃では対応できない特殊清掃が必要になります。費用は汚染の範囲や程度によって5万〜50万円以上と幅広く、壁紙や床材の張り替えが必要になると100万円を超えることもあります。

特殊清掃は専門の資格と機材が必要な作業です。費用だけで業者を選ぶと、消臭が不完全なまま作業が終わるトラブルがあります。実績と口コミを確認したうえで依頼先を選びましょう。

遺品の買取・供養

家電・貴金属・ブランド品など価値のある遺品は、業者に買取を依頼することで遺品整理費用の一部を相殺できます。遺品整理と買取を同時に依頼できる業者を選ぶと手続きが一度で済みます。買取には「古物商許可」が必要です。依頼前に許可番号を確認しましょう。

追加請求を防ぐための3つの注意点

みんなの遺品整理の調査では、依頼者の47.2%が見積もり後に追加請求を経験しています。約2人に1人です。追加請求を防ぐ手順は3つです。

  1. 訪問見積もりを必ず取る(電話・写真だけの概算は精度が低い)
  2. 見積書に含まれる作業内容を書面で確認する
  3. 3社以上から相見積もりを取り、比較してから契約する

訪問見積もりの際は、物置・押し入れ・床下収納など荷物が隠れやすい場所を業者と一緒に確認しましょう。見積もり時に見落とした荷物は、後から追加費用の原因になります。

  • 契約後のキャンセルに高額なキャンセル料を要求するケースがあります。契約前にキャンセル規定を確認しましょう。
  • 「無料回収」を謳いながら後から高額請求する悪徳業者が存在します。電話一本で飛び込んできた業者には注意が必要です。

遺品整理費用を安く抑える5つのコツ

①複数業者から相見積もりを取る

最低でも3社から見積もりを取ることで、適正価格の相場感が把握できます。同じ条件で各社に依頼し、費用と作業内容の両面で比較しましょう。見積もりは無料の業者がほとんどです。

②繁忙期(2〜4月・年末)を避ける

繁忙期は料金が高くなりやすく、希望の日程が取りにくくなります。急ぎでない場合は5〜9月の閑散期を狙うと費用を抑えやすくなります。業者側の空き日程に合わせると、さらに値下げ交渉の余地が広がります。

③自分でできる仕分けを事前に済ませる

処分品の量が多いほど費用が上がります。衣類や小物など自分で動かせるものを事前に仕分けしておくだけで作業時間が短縮されます。思い出の品や重要書類は先に手元に確保しておくと、業者の作業もスムーズに進みます。

④価値のある遺品は買取に出す

骨董品・ブランド品・貴金属・家電などは買取対応業者に査定してもらい、費用と相殺できます。買取額が大きい場合、遺品整理費用が実質ゼロになるケースもあります。複数の業者に査定を依頼して比較するとより高値になることがあります。

⑤地元の業者に依頼する

遠方の業者は出張費や交通費が加算されることがあります。大田区内や近隣エリアに拠点を持つ業者を選ぶと、費用を抑えやすくなります。大田区で信頼できる遺品整理業者の選び方と比較ポイントをまとめた記事もあわせてご確認ください。

遺品整理費用は誰が払う?

遺品整理の費用は、法的には故人の遺産から支出するか、相続人が負担するのが一般的です。

  • 相続人が複数いる場合

    相続財産から費用を充当するか、相続人で費用を分担するかを話し合いで決めます。遺産分割協議の前に費用を立て替えた場合は後から精算するのが一般的です。

  • 相続放棄した場合

    相続放棄をすると遺産を受け取る権利がなくなりますが、放棄しただけで直ちに管理義務を免れるわけではありません。管理義務が残るケースがあります。弁護士や司法書士に状況を伝えて判断を仰いでください。

  • 独居老人・身寄りがない場合

    相続人が存在しない、または全員が相続放棄した場合は、相続財産管理人が選任されて遺品整理が行われます。管理費用は相続財産から支出されます。

大田区で遺品整理をお考えの方へ

大田区は東京都内でも住宅が密集した地域が多く、トラックを停めにくい狭小道路に接した住宅が少なくありません。搬出に人手がかかり、費用が相場より高くなることがあります。見積もりの際は道路幅と駐車スペースの有無を業者に伝えておいてください。後から「搬出が大変だった」と追加請求されるリスクが減ります。

大田区の空き家活用を500件以上サポートしてきた経験から正直に言うと、遺品整理が終わった後に空き家の方針を決めていないご家族はかなり多いです。空き家は放置すると固定資産税の優遇が失われます。老朽化・不法投棄・防犯面でも問題が重なりやすく、早めに動いた方が選択肢が広い。

遺品整理後の空き家活用(賃貸・売却・リノベーションなど)については、宅地建物取引士による無料相談を実施しています。遺品整理と合わせてご相談ください。

よくある質問

遺品整理の費用の目安はいくらですか?
1R・1Kで3万〜10万円、3LDKで15万〜50万円が一般的な目安です。荷物の量や依頼する時期によっても変わります。複数業者から訪問見積もりを取ることで、適正価格を把握できます。
費用が高くなるのはどんな場合ですか?
荷物が多い・搬出が難しい環境(エレベーターなし・狭小道路)・繁忙期(2〜4月・年末)・特殊清掃が必要なケースでは費用が上がります。大田区のような密集地では搬出環境が費用に直結するため、見積もり時に道路状況を伝えることが大切です。
費用を安くするにはどうすればいいですか?
複数業者に相見積もりを取ることが最も効果的です。同じ間取りでも業者によって数万円の差が出ることがあります。自分で仕分けできるものを事前に整理しておくと、作業時間が短縮されてさらに費用を抑えられます。
追加請求されないようにするにはどうすればいいですか?
訪問見積もりを必ず取り、見積書に含まれる作業内容を書面で確認してから契約してください。物置や押し入れなど荷物が多い場所は、見積もり時に業者と一緒に必ず確認しましょう。
遺品整理費用は誰が払うのですか?
法的には故人の遺産から支出するか、相続人が負担するのが一般的です。相続人が複数いる場合は話し合いで費用を分担します。相続放棄した場合でも管理義務が残るケースがあります。専門家に状況を伝えて判断を仰ぐのが確実です。
大田区で遺品整理を頼める業者はありますか?
大田区対応の業者を複数まとめた記事をご用意しています。料金相場や選び方のポイントも解説していますので、ぜひ大田区の遺品整理業者の選び方もあわせてご覧ください。

まとめ

遺品整理の費用は1R・1Kで3万〜10万円、3LDKで15万〜50万円が目安です。荷物の量・依頼時期・オプションの有無の3点で金額が大きく動きます。

約2人に1人が追加請求を経験しているという数字は、業界の現実です。「安さ」だけで業者を選ぶより、訪問見積もりを3社から取り、作業内容を書面で確認してから契約する方が、結果的に費用も安く済むことが多いです。大田区では搬出環境が費用に直結します。見積もりのとき道路の幅と駐車場所を伝えておくだけで、後からのズレが減ります。

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